会社を辞めて感じたこと。

先月、3年間お世話になった会社を辞めました。そして今月からは別の会社へ。

新しい会社に入ってまだ1か月経っていないですが、いろいろと考えたこと、感じたことがあり、きっと今の私は“リハビリ”をしているんだなぁと思いました。

リハビリとは？

リハビリテーションの語源はラテン語で、re（再び）+ habilis（適した）、すなわち「再び適した状態になること」「本来あるべき状態への回復」などの意味を持つ。

これまでの3年間は自分の中でいろんな感情を抱えていました。

この会社で腰を据えて働きたいとか、この仕事を一生ものにしたい、もっとこの仕事で経験を積みたいとかね。

とにかく向上心の塊だった私は、毎日の仕事が楽しすぎて、次はどんなことが経験できるのかってわくわくしてて、土日も仕事のことを考えてて、早く月曜日にならないかなって本気で思ってた。

最初の1年間はそんな感じであっという間に過ぎていき、2年目は辛いこともたくさんあったけど全部が経験だって思えてたから向上心は保ったまま過ごすことができた。

でも、3年目に入って、仕事の内容がガラリと変わり、やりたかったことができなくなり、理不尽なことが立て続きに起こり、仕事で関わる人たちとうまくコミュニケーションが取れなくなってから、完全に向上心はなくなってしまって。

それまではここで腰を据えて働くぞって思ってたから会社に対して不満とかを持つことはなく、むしろこの会社で働けていることが誇らしくもあったし、貢献していきたいとも思っていた。

たしかにそう思っていたのに、3年目からは会社、組織に対する不満ばかりが出てきて、上司に対しても、雇用条件に対しても、もうとにかく全てが嫌で、こんなクソな会社潰れろとまで思っていた。

ちなみにその時の名残で今もまだちょっとそう思っている。

あの会社から飛び出した今、思い返すと、やっぱりあの時の精神状態はどう考えてもおかしかったし、あの会社の環境も異常だったなと思う。

でも、クソ会社と悪態をつきながらもそれでもなかなか外へ出ていくことを決断できなかったのは、やっぱり3年間働いたっていう情もあったし、価値観があって仲良くしてくれる同僚もいたし、なにより、“ココ”で何かしたいっていう思いがあったからなんだなぁと。

なんだかんだ会社が好きで、もっと良くなってほしいから変わってほしくて、でもそれができなくて、そのはがゆい思いが不満になってしまったんだなぁと、今はそれがよくわかる。

初めて仕事にやりがいを感じて、これから先もこの仕事をしたい！って思った始まりの場所だからこそ、そこから離れたくなかったのかもしれない。

でも、結局悩んだ末、私は出ていくことを決めて、今新しい会社で働いています。

そうしたら、毎日会社でイライラすることもなくなったし、なんで私こんなことしてるんだろう？って泣きたくなることもなくなったし、自分以外の誰かをうらやましいと感じることもなくなった。

無駄に感情が揺れ動くことがなくなったんですよね。

だから、リハビリ。

私の心が、今、「本来あるべき状態へと回復」しているのかもしれないなぁ、なんて。

でもべつに新しい会社の環境が最高に良い！というわけではないんです。

前の会社と同様、頭が狂ってそうな人もいるし、人の話聞いてなさそうな人もいるし、マウントとろうとしてくる人もいる。

でも、私の心はとても穏やか。

どうしてだろうと考えたとき、おそらくこれが要因だろうなと思ったことが2つありました。

まず1つは、もともとやりたいと思っていた職種に戻れたこと。

そして2つめは、良い意味で、会社に期待していないこと。

たぶんこの2つが、今私が精神的に安定して過ごせている理由なんだろうなと思っています。

仕事内容がやりたいことであるというのはそのままだけど、会社に期待していないというのは、執着していないということかなと。

この会社で長く働こうと思っていないし、今よりももっと良い環境になるならまぁその方が嬉しいけど、別に労力を使ってまで現状を変えようとは思っていない、みたいな。

肩の力が抜けているという感じなのかなぁ…？自分でもうまく言葉にはできないけど…。

結局、不満とか負の感情っていうのは、自分がなにかに期待して、それが思い通りにいかないから起こる心理現象だと思うので、最初から期待をしなければ必然的に負の感情は起こらないよね。

でも期待をしていない＝諦めてるってわけではなくて、私は私の仕事に対してめちゃくちゃ向上心を持ってます。

会社への執着がなくなったってことなのかな～。

今はこの会社は踏み台にしか思っていないし。

まぁきっとどこにいっても、やりたいことを全てやることはできないよね、自分が一番偉い立場にならない限りは。

できたとしても何かを諦めなきゃいけないかもしれない。

前の会社にいるときは、もしかしたら…ってずっと思ってた。

もしかしたら前と同じような仕事ができるようになるかもしれない。

もしかしたら、もしかしたらって…。諦められなくて、どうしても期待をしてしまって、それでも、その“もしかしたら”はいつまで経ってもこないんだなぁと思ってしまったので、私は外へ出ることを決めました。

幸運にも迎えてくれる場所があったしね。

やっぱりイヤなことはできないな！

仕事にはやりがいを求めたい人間だから、自分がつまらないって思うことは続けられないし、続けたとしてもストレスになるだけだし。

やっぱりやりたいことをやるのが一番いいよ～～～。だって一度きりの人生だし。なんだったら今年は平成最後の年だしね。

いろいろ考えたってさ～～、未来がどうなるかなんてわからないし～～。

転職したことがよかったのか、そのまま前の会社に居続けた方がよかったのかなんて～～～誰にもわからない～～。

わからないことをグダグダ考えてもしかたがない～～～。

立ち止まるのも、進むのも、どっちがよくてどっちが悪いとかじゃないけど、私は現状維持するよりも一歩進みたいって思ってしまっただけ～～～。

ただそれだけだ。

こんなにだらだら書いてしまってすみませんね。自分の気持ちを整理したかったもので。

↓反転

ユーザーファーストで考えてきたけど、ユーザーは私が思っているよりもサービスに執着していないし興味もないんだろうな。

だったら私は私のやりたいことをやって、それを評価してもらえるようにがんばるだけだ。

 人生は刺激的な方がいいし、本当に譲れないもの以外は適当に考えよう～～～。

おやすみなさい。